ソフトコンタクトレンズと「消毒」の関係 おしえて!レンズケア

ソフトコンタクトレンズと「消毒」の関係


ソフトコンタクトレンズは素材に水分を含んでいるので、レンズに付着した雑菌が繁殖しやすく、感染症などの重い目のトラブルの原因になることがあります。

このページでは、そのちょっと恐い雑菌の種類や正しいソフトコンタクトレンズの消毒方法についてご説明します。

雑菌の種類について


感染症の原因となる雑菌の種類には、細菌やカビなどがあり、その他にも繁殖すると特に重い障害を引き起こし、最悪の場合失明に至ることのあるアカントアメーバなどがあります。

こちらのページで感染症にかかった目の状態を見ることができます。
少し恐いかもしれないですけど、自分の大切な目を守るためにチェックしてみてください。

ソフトコンタクトレンズの消毒方法


消毒方法 雑菌のトラブルから目を守るためは、コンタクトレンズの消毒が必要です。

以前は専用の煮沸器を使用し、煮沸消毒で加熱殺菌を行う必要がありましたが、最近は洗浄成分と一緒に消毒成分を含む1ボトルタイプのケア用品が主流となり、加熱しない消毒「コールド消毒」が一般的になりました。

1ボトルタイプのケア用品を使えば特に消毒を意識する必要はありません。こすり洗いできちんとレンズケアを行った後、レンズケースの中で決められた時間(4時間以上)保存しておくだけで消毒が完了します。

消毒が完了した後は、新しい保存液ですすぐ必要はなく、レンズケースから取り出したレンズをそのまま装用することができます。
※消毒後のレンズはそのまま装用することができますが、本剤でレンズを装用直前にすすぐことで、より清潔にお使いいただけます。

ハードレンズは、なぜ消毒がいらないの?
酸素透過性ハードコンタクトレンズなどのハードレンズは、水分を含まない素材で作られていて、ソフトレンズのように雑菌が繁殖することがあまりないため消毒を行う必要がありません。ただし、レンズケアをおろそかにしたり、保存液を何日も交換しないなど不衛生な状態にしておくと、トラブルの原因になることはソフトレンズと同様です。
ハードレンズには、ハードレンズ専用のケア用品を使い、正しい方法でケアを行ってください。


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