ケア用品「レニュー」及びレンズケア全般について

コンタクトレンズを使う際、なぜレンズケアが必要なのですか?

コンタクトレンズを使用していると、目の外から入ってくる汚れや、涙に含まれる汚れの成分がレンズに付着してきます。レンズに付着した汚れを放っておくと装用感が悪くなったり、見え方が悪くなったりしてきます。また、ソフトコンタクトレンズは素材に水分を含むため菌が繁殖しやすく、感染症を引き起こす危険性があります。 このようなトラブルを防止し、クリアな視界で快適にコンタクトレンズを使用するためにレンズケアが必要になってくるのです。

レンズケアについての詳しい情報はこちらのページでご紹介しています。

ソフトコンタクトレンズのケア方法を教えてください。

ソフトコンタクトレンズのケアについて、詳しい方法はこちらのページをご覧下さい。

なお弊社では、2週間交換タイプのソフトコンタクトレンズケア用品として、1本で洗浄・すすぎ・消毒(保存)・タンパク除去までできる「レニュー フレッシュ」「レニュー カラー」と1本で洗浄・すすぎ・消毒(保存)ができる「レニュー センシティブ」を発売しています。

ソフトコンタクトレンズ用保存液のかわりに、水道水を使ってもいいですか?

ソフトコンタクトレンズのケアに水道水を使用することはできません。水道水を使うと、浸透圧の違いによりレンズが変形して目に吸着したり、水道水に含まれる目に見えない小さなサビの破片がレンズに食い込み、角膜をキズ付ける恐れがあります。また感染症の原因となる場合もありますので、必ずソフトコンタクトレンズ用のケア用品を使用してください。

ケア用品はどういうところに保管した方がいいのですか?冷蔵庫に入れておいたほうがいいですか?

直射日光の当たるところや湿気の多いところを避け、室温(1〜30℃)で保管して下さい。
冷蔵庫に入れておく必要はありません。

レニューは、シリコーンハイドロゲル製のコンタクトレンズのケアに使用できますか?

ソフトコンタクトレンズ用ケア用品「レニュー フレッシュ」「レニュー センシティブ」「レニュー カラー」は、医薬品医療機器等法によって定められた医薬部外品の承認を得て販売されている製品です。
ソフトコンタクトレンズとの適合性試験を行い、グループI〜IVのソフトコンタクトレンズに使用できることを確認しています。

シリコーンハイドロゲル製のレンズを含む、すべてのソフトコンタクトレンズに安心してお使いいただくことができます。

【参考】 ソフトコンタクトレンズのグループ分類について

ソフトコンタクトレンズは、含水率の違いとイオン特性の違い、それぞれの性質の組み合わせによって、下記の4つのグループに分類されています。現在販売されているソフトコンタクトレンズはI〜IVのいずれかに属するため、「レニュー フレッシュ」や「レニュー センシティブ」「レニュー カラー」などの4グループ全てに適合性を持つケア用品は、全てのソフトコンタクトレンズに使えることになります。お使いのレンズがどのグループに属するかは、製品のパッケージに記載されています。

このグループ分けの方式は、元々アメリカのFDA(米国食品医薬品局)で採用されていたもので、1999年4月より日本にも導入されました。

素材グループ イオン特性 含水率
グループI 非イオン性 低含水
グループII 非イオン性 高含水
グループIII イオン性 低含水
グループIV イオン性 高含水

レニューは、ハードコンタクトレンズのケアに使用できますか?

「レニュー フレッシュ」「レニュー センシティブ」「レニュー カラー」はソフトコンタクトレンズ専用のケア用品です。ハードコンタクトレンズに使用しても正しい効果が得られませんので、ハードコンタクトレンズにはハードコンタクトレンズ専用のケア用品を使用してください。

開封したレニューはどれくらいの期間使えますか?

「レニュー フレッシュ」「レニュー センシティブ」「レニュー カラー」は、開封してから1カ月を目安に使い切ることをおすすめしています。また、未開封であっても使用期限の過ぎたものは使わないようにして下さい。

使用期限は、パッケージ外箱の底面または、ボトル側面に"2010-06"(2010年6月までを表します)のように記載されています。

レニュー フレッシュ/レニュー カラーを使用すれば、別のタンパク質除去剤を使う必要はないのですか?

「レニュー フレッシュ」「レニュー カラー」は、タンパク除去成分ハイドラネートを配合し、通常の洗浄効果に加え、高いタンパク除去効果を実現しました。「レニュー フレッシュ」「レニュー カラー」を正しい手順で毎日使用すれば、タンパク除去剤と同等の効果が得られますので通常これらを併用する必要はありません。

しかし、目の状態には個人差がありますので体質等によりタンパク質が付着しやすい場合は、「レニュー フレッシュ」または「レニュー カラー」と「レニュー・デイリー・プロテイン・リムーバー」などのタンパク除去剤を併用しても問題ありません。汚れが多い場合は眼科医に相談の上、その指示に従って正しく使用してください。

「レニュー フレッシュ」の詳しい情報は、こちらのページでご覧いただけます。
「レニュー カラー」の詳しい情報は、こちらのページでご覧いただけます。

レニューでケアを行なったレンズをそのまま目につけても大丈夫ですか?別の保存液などですすぎ洗いをした方がよいのでしょうか?

「レニュー フレッシュ」「レニュー センシティブ」「レニュー カラー」は、目への安全性を考慮し、洗浄・消毒効果と目への優しさを両立させたケア用品です。中和を必要とする消毒剤を使用した製品ではありませんので、消毒後にレンズケースから取り出したレンズは「レニュー フレッシュ」「レニュー センシティブ」「レニュー カラー」ですすぎを行った後、そのまま目に装用することができます。

「レニュー フレッシュ」「レニュー センシティブ」「レニュー カラー」に使用されている消毒成分ダイメッド(ポリヘキサニド)は、レンズに付着した雑菌や微生物だけに作用する特性を持ち、人間の目には影響を与えない成分濃度に調整されています。また、ダイメッドの分子はレンズ孔(レンズ素材の分子と分子の間に存在する隙間)よりも大きいため、レンズ素材の内部に入り込んで蓄積されたりすることもありません。

レニュー フレッシュ/レニュー センシティブ/レニュー カラーを目薬のかわりに使用してもいいですか?

「レニュー フレッシュ」「レニュー センシティブ」「レニュー カラー」はコンタクトレンズの洗浄・消毒・保存を目的とした製品ですので目薬の代わりに使用することはできません。

「目のかわき」「目の疲れ」「目のかすみ」及び「レンズ装着時の不快感」に効果のある目薬(人工涙液)として、当社からレニュー ブランドの目薬「リフレッシュモイスト」「フィット&モイスト」が販売されています。

なお、実際の目薬のご使用については事前に眼科医にご相談の上、その指示に従ってください。

レニューのパッケージなどに書いてある、ソフトコンタクトレンズ分類「グループI〜IV」 とは何ですか?

ソフトコンタクトレンズは、含水率の違いとイオン特性の違い、それぞれの性質の組み合わせによって、下記の4つのグループに分類されています。現在販売されているソフトコンタクトレンズはI〜IVのいずれかに属するため、「レニュー フレッシュ」や「レニュー センシティブ」「レニュー カラー」などの4グループ全てに適合性を持つケア用品は、全てのソフトコンタクトレンズに使えることになります。お使いのレンズがどのグループに属するかは、製品のパッケージに記載されています。

このグループ分けの方式は、元々アメリカのFDA(米国食品医薬品局)で採用されていたもので、1999年4月より日本にも導入されました。

素材グループ イオン特性 含水率
グループI 非イオン性 低含水
グループII 非イオン性 高含水
グループIII イオン性 低含水
グループIV イオン性 高含水

レンズケースのお手入れはどのように行えばいいですか?

ソフトコンタクトレンズを取り出した後は、洗浄液でよくこすり洗いをして自然乾燥させて下さい。レンズケースに保存液を入れっぱなしにしておいたり、汚れが付着したままにしているとケースに雑菌が繁殖することがあり、そのようなレンズケースを使用していると、レンズが汚染され思わぬトラブルを招く場合があります。
当社のソフトコンタクトレンズ用ケア用品「レニュー フレッシュ」「レニュー センシティブ」「レニュー カラー」にはレンズケースがついておりますので、清潔な状態を保つため、目安として新しいボトルを開封するごとに新しいレンズケースと交換することをおすすめしています。

レンズケースのお手入れについて詳しい情報は、こちらのページでご覧いただけます。

ハードコンタクトレンズ用の洗浄液「スーパークリーナー(強力こすり洗いタイプ)」と「スーパークリーナー アドバンスタイプ」の違いは何ですか?

スーパークリーナー(強力こすり洗いタイプ)
研磨剤入りで洗浄力が非常に高く、特にレンズ表面に固着しやすいタンパク質の汚れに強い洗浄効果があります。一部の他社製品で採用されている表面処理レンズにはご使用いただけませんので、ご注意下さい。お使いのレンズが表面処理されているかどうかは、お使いのレンズのメーカー、または購入された施設にご確認ください。

スーパークリーナー アドバンスタイプ
表面処理レンズを含めた全てのハードコンタクトレンズにご使用いただけます。非イオン系洗浄成分により脂質等の汚れに強い特長あります。

「スーパークリーナー」と「スーパークリーナーアドバンスタイプ」はどちらもこすり洗い用の洗浄液で使用方法は同じです。なお、目からの分泌物や汚れの状態等は個人差がありますので、実際の使用にあたっては眼科医にご相談いただき、指示されたケア用品を正しくお使いください。